- 2024-09-11
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被災地支援から見えてくるもの!
お世話になっております、Norrisエンジニアリングです。当たり前ですが、9月も中旬ですね、先日の投稿で9月第1戦といいましたが 全体では3戦でした、道東第1戦と書くべきでした、すみません!😲 話は変わり、先日テレビでの放送で能登半島沖地震の映像がありました。たまたま見ていましたが、被災地では、まだ解体作業すら30%未満なんだそうです。原因は多数ありますが 1 自治体の圧倒的な人員不足 2 解体や建設関係の人出不足 3 宿泊伯地の不足 など
沢山の要因がかさなりますが、今の現状と非常に重複した問題が緊急時に特に現れる所です。では、なぜこうなったか? これは私事ですが ・・・・・
2009年いまから15年前の民主党政権時の3年間が徹底的に公共事業の削減により圧倒的に建設業は打撃をうけまして、特に北海道は公共工事による依存が多く沢山の業者が倒産しました。
当社の創業が2010年なので当時本当に仕事が少なく、会社がなくなっり建設業自体をやめる人が沢山でました。それから人員は減りずけて 企業も余裕がないので人員の雇用を差し控える状態が本当に10年以上続きました。その間に技術者も職人も沢山やめていき新しく始める人も少なくなりました。そんな状態で今日になっています。
ただ当時の政治が悪いとかでは、すまされない事態に陥ってます、このようにインフラの破壊による復旧は急務ですが、はやくやりたくてもできない。また昨今の開発ブームでもあるのですが
作業員や職員の宿泊先の確保ができないし、宿泊先の高騰が止まりません、そうなると固定経費がかさみそれが現場経費に計上するため結局工事金額がはねあがります。最悪は工事そのものに参加しなくなります。そのような現状から大手では、物件が多数あるので採算が取れる所しか入札に向かいません。このままでは、何かが外れてきている気持ちがしますね。
建設業も90%は中小零細企業が占めてます。その中で淘汰されていくのは資本主義ですが、正直にここから10年は徹底した総合建設業(直営の作業員もふくめて)か徹底した専門業者に徹するか、後は他社との総合的に連携してのグループを形成するか、最後の案件が一番個々の会社を維持しながら横の連携で助け合う一番理想ですが、一番実現不可能な案件ですね。
色々いいましたが、被災地の復興を願ってます。
災害はいつ来るかわかりませんよね。・・・