- 2024-05-23
- お知らせ
ICT見学
お世話になっております、Norrisエンジニアリングです。本日は昨日中止になったICTの見学です。ちなみにICT施工とは、ざっくり 施工の効率化・合理化・安全性・品質の向上・工期短縮などを目的として情報通信技術を活用して行う方法です。昨今の人出不足や工事の3D化による見える化をより推進する事を目的としております。
まずは、まだ開通前の高規格道路においての路面の測定模様です。
自動追尾してるのがTSと言う機械です1台これだけでも600万以上します。座標の入力により(入力はデーターによりUSBで機械に直接読み込みます。)なので現場でパチパチする必要はないです
で 押している機械は
これもすでに4000万位します。フェラーリが走っているのと変わりませんね(笑) TSはこの機械のこの部分をGPSでよみとって追尾してデーターを蓄積します。
現場での採取したデータをこのような3Dデータで表示できます。
これがどれほど凄いかといいますと。 従来は地盤の高さや形状などを測定する場合は、レベルをつかってこのように横断測量を行います。
上の写真はイメージ画像ですが、このように何人もかかって距離と高さを図っていきます。しかも20m毎や40m毎などさまざまですがこれがかなりの距離だとかなりの点数が必要です。これだけでも距離によっては何日もかかります。横断測量は画に書くと
こんな感じで地盤の起伏を計測する目的です、しかも現場で計測した資料をさらにまとめなければなりません、(これもかなりの作業です)まずは現場で図っ値を計算してFH(フォーメーション)という各現場で定められた計画値になおします。それから 二昔まえは その値を手書きで図面に落としていきます。(手書きです。かなり鉛筆を握るてがあせばむので。手袋ちゃくようで
かなり呼吸を整えながらおこないます。(笑))こんな感じ
これを何枚も書きます*当時はですね、 最近はCADなのでだいぶん楽ですが それでも結構かかります。CADだとこんな感じ(イメージ画像)
が しかし 今日の見学させていただいた機械をつかうと2キロ測定するのにまず現場で要した時間は、8時~11時位実に3時間しかも幅20m以上をですよ! 従来の写真の測量方法なら2キロの幅20m以上だと3人1チームで早くても計測だけでも10日ですよ、で下の写真の画像処理はもうその場で確認できます。 それも従来なら計測値を図面化するのに最低1人だと15日はかかります。しかも通常業務を(昼)こなしながらだと、夜は永遠に続く感じで現場事務所にいると(野生の動物のありえない声が聞こえるくらい遅い時間です(汗))
そういった時間や労力をかんがえるとシステムの値段もありますが、価値はあるとおもいます。が やはり扱うのは人間なのでシステムを熟知する方法を理解して扱えるようになるまでの勝負ではないでしょうか! でもまじかで体験すると素晴らしい事がすごくわかります。今回体験させていただいた関係先 関係者のみなさま本当にありがとうございました。
でこれから はじめての地方空港からの道外へ旅たちます。次回ブログのほうで紹介いたします。